2月 20, 2019 ドラッグ・ストア 流通業 0

CVSヘルスは、12月31日で終わった第4四半期と2018年度の業績を発表した。第4四半期の総収入は12.5%増加して544億ドル、営業利益は73.5%減少して8億2400万ドル、損失は4億2100万ドル、1株あたりでは$0.37の損失だった。これは、小売部門に含まれるナーシング・ケア部門の評価額の見直しによる評価損が22億ドル(通年では61億ドル)含まれており、それを除いた調整後の1株あたりの利益は$2.14(前年度は$1.92)となる。通年では、総収入が5.3%増加し1955億ドル、損失は5億9600万ドル、1株あたりでは$0.57の赤字、調整後では$7.08の黒字となる。部門別では、ファーマシー・サービシスの総収入が、第4四半期で5.4%増加して349億ドル、営業利益は2.6%増加して14.95億ドル、通年では総収入が5.8%増加して1341億ドル、営業利益が0.9%増加の46.99億ドルだった。ロングターム・ケア施設を含む小売部門は、第4四半期の売上が5.4%増加し220億ドル、営業損失は2億7000万ドル、通年では、総収入が5.8%増加し840億ドル、営業利益が6億2000万ドル(前年度は65.58億ドルの利益)だった。扱い処方箋数は、第4四半期で8.6%、通年で8.8%それぞれ増加した。今期700億ドルのエトナ健康保険会社の買収が終了し、今後両社の統合を進める。2019年には営業利益で117億ドルから121億ドル、調整後1株あたりの利益で$6.68から$6.88を予測している。

この発表後、業績予測を下回ったCVSの株価は8%ほど下がっており、ヘルスケアの統合にも疑問が呈された感じである。エトナとの統合にはまだ相当な費用が見込まれると予測されている。しかし、ファーマシー・サービシスのケアマークの買収後も同様な事があったが、その後統合が順調に進み、CVSの成長に寄与している。競争激化のドラッグ・ストア業界で、今後の経営努力が期待される。