1月 6, 2019 ディスカウント・ストア デパートメント・ストア 流通業 0

昨年10月に倒産申請を行ったシアーズが、再建ではなく清算される可能性が高まっている。筆頭株主でもある同社役員会議長のエディー・ランパートが率いるESLインベストメンツが提案した44億ドルに上る再建案が、債権者および役員会によって妥当ではないと受け入れられていないためである。これは、提案にある再建後のシアーズの所有権とESLが持つ13億ドルの債権の交換が焦点となっている。また、商品在庫や資産の査定額も低すぎると言われている。ELS側は、資産売却、融資などにかかった費用の13億ドルは正当で、その他にも、抵当権を持つ24億ドルに上る融資もしていると述べている。また、44億ドルの再建案が否決された場合、不動産、知的財産、ブランド名などだけを18億ドルで買収する二次案も提出している。しかし、この案も買収額のほとんどが既に持っている債権の相殺による支払いとなる。シアーズの再建には、新規の現金出資が必要とされ、帳簿上の相殺では再建は難しいとの判断である。倒産裁判所による進捗状況の確認は火曜日に行われる予定で、もし合意が得られなければ企業清算される可能性が高い。倒産申請では、負債総額113.4億ドルで68000人の社員の失業が見込まれる。ブルームバーグによると、もし清算されると、不動産会社のキャップマーク・フィナンシャル・グループの210億ドルの負債に次ぐ、史上2番目の大型倒産になるそうである。因みに2017年に倒産申請、翌年清算されたトイザらスの負債総額は80億ドルほどで史上3番目となる。ブルームバーグ

創業125年の老舗が姿を消すかもしれない。同様な老舗である創業116年のJCペニーも株価が1ドル前後となっており、かなり危なくなってきている。