1月 4, 2019 オンライン・リーテイラー ディスカウント・ストア 流通業 0

グローサリーのオンライン販売で、ウォルマートが急速にアマゾンに追いついてきている。2017年にはアマゾンのシェアが18%でトップ、ウォルマートは9%だったが、この差が最近縮まってきている。イーマーケターの最近の調査によると、至近に利用したオンライン・グローサーでは、ウォルマートが33%(2017年は26%)、アマゾンが31%(36%)、スーパーマーケット各社が26%(24%)、その他が11% (14%)だった。これはウォルマートやスーパーマーケット各社が、店舗ピックアップを強化してきた結果だとみられる。実際、ウォルマートは、国内2100ヵ所以上の店舗でグローサリー・ピックアップを提供しており、600ヵ所では配達も提供している。テレビ宣伝やクーポン郵送も積極的に行なった結果、知名度も上がってきている。ドイツ銀行の分析では、ウォルマートは、現在オンライン・グローサリー販売の11%のシェアを持っており、2025年までには17%に成長し、アマゾンのシェアは2025年には19%になると予測している。この成長は、ウォルマートの持つ店舗網が大きく影響している。実際、アメリカの人口の90%はウォルマートの店舗から10マイル以内に住んでいる。一方アマゾンは、現在450ヵ所ほどのホール・フーズ・マーケット店舗を持っており、今後この店舗網を増やす計画だと、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。また、キャッシャー・レスのアマゾン・ゴーの店舗を3000ヵ所に増やす計画があるとも噂されている。ザ・モトリー・フール

何れにしても、リアル店舗網を生かした、ウォルマートのデジタル戦略は成功していると言える。今月末頃発表されるアマゾンの2018年第4四半期の業績結果がさらにが興味深いものとなっている。