10月 10, 2018 ドラッグ・ストア 流通業 0

2017年末に合意された、ドラッグ・ストア・チェーンのCVSと健康保険会社のエトナの合併が司法省によって条件付きで認可された。既にファーマシー・サービスであるケアマークも傘下に持つCVSは、昨年1850億ドルほどの売上を持ち、エトナは、2200万人の被保険者を持つ売上600億ドルの健康保険会社である。条件として個人用のメディケア・パートDの調剤プランのビジネスを売却しなければならないが、ヘルス・ケアで垂直統合された企業の一社となる。先月には、同じく健康保険会社であるシグナによる、ファーマシー・サービスのエクスプレス・スクリプツの買収も認可されており、ヘルスケア業界の統合は急速に進んでいる。他にも、ユナイテッドヘルス・グループは、オプタムRXを傘下に持っており、ブルー・クロスで知られるアンセムは、ファーマシー・オペレーションを社内で開発している。これら一連の動きは、高騰する医療費の抑制、及びアマゾンによる調剤販売算入などの競争要因が影響している、一方、業界の寡占化によって、消費者に不利になると見る向きもある。ニューヨーク・タイムス

ドラッグ・ストア・チェーン大手のウォルグリーンズは、CVSに比べると垂直統合が遅れており、将来性を考えると提携候補の模索が急務だと思われる。