7月 30, 2018 ディスカウント・ストア 流通業 0

2017年6月に開始された、ウォルマートのオンライン注文を社員が配達する実験は、今年1月に止められたそうである。理由は低い報酬や他の条件だったと実験に携わった社員達がロイターのインタビューで述べている。その代わりとして、ジョージア州ウッドストックの店舗で、「アソシエート・デリバリー2.0」を始めている。これは配達専用の社員を使ったもので、社員は時給に加えて1マイルあたり54.5セントの経費が自分の車を使用する代償として支払われる。現在働いている社員によると、1日6個から7個の商品を配達して、ガソリン代を差し引くと、2週間で$130から$140の収入を得ているそうである。現在、同店では4人の社員が半径10マイルの世帯に配達を行っている。ウォルマートは、顧客に対しては、最初の配達は無料、2度目以降は$30以上の購入で$7.99から$9.95の配達料を請求している。一方、アマゾンの契約配達員は、時給$18から$25が支払われ、ガソリン代は配達員負担となると、アマゾン・フレックスのウェブサイトで説明されている。

配達料は量の増加とともに、オンライン販売の経費として重要な要素となっており、低廉で確実な配達はオンライン販売での強みとなる。また、ウォルマートの調査では、店舗の顧客でオンライン顧客にもなった人達は、店舗またはオンラインだけの顧客に比べて、購買額が倍増するそうである。ウォルマートにとっては、自社配達が顧客のロヤルティと売上に貢献する大切な要素にもなるようである。ロイター