6月 27, 2018 スーパーマーケット 流通業 0

スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、同社のサプライヤーに対する支払いのサイトを90日間に延長すると報じられている。同社がサプライヤーに送ったメモによると、運転資金を効果的に運用するための措置で、支払いの平均サイトを90日にすると述べている。また、早い支払いを望むサプライヤーに対しては、クローガーのパートナーとなるシティ・バンク経由で、市場より低い金利を負担することでより早い支払いを受けることができる。この支払い条件は全てのサプライヤーに適用されるが、農産を扱うサプライヤーは、1984年に制定された法律によって30日以内に支払われる事が定められており、クローガーの提案はこの法律に抵触することになる。農場などサプライヤーが加盟する協会は、この提案に対して強く反対しており、協会員に対してクローガーと交渉するよう強く勧めている。プログレッシブ・グローサー

季節性の高いアパレル業界やホーム・インプルーブメント業界では、6ヶ月の支払いサイトも珍しくないが、現金商売である食品小売では、早いところで30日、遅くとも60日くらいである。クローガーの至近のバランス・シートによると、売上に対して在庫は17%で、在庫回転率は5.87となる。つまり商品は平均2ヶ月で入れ替わっている事になり、平均60日の支払いが妥当である。これを90日にすると運転資金に余裕ができ、効果的な投資ができるという事である。この動きは競合他社にも波及するかもしれない。