5月 29, 2018 フードサービス 流通業 0

ファースト・フード・チェーンのチック・フィレイは、優秀な社員を育てている企業の一社だが、同社のサクラメントのレストランのオーナーは、社員の最低賃金を、現在支払っている$12〜$13から$17〜$18に引き上げると述べている。カリフォルニア州の現在の最低時給は$11で、今後4年にわたり毎年$1ずつ引き上げられ、2022年には$15となる。また、最近の低い失業率(3.9%)も影響し、フード・サービス業界は、人手不足に見舞われている。そのため、カリフォルニア州のレストランでは、現在$12〜$15の最低賃金が今後上がると予測されている。実際、レストランを含むホスピタリティー業界の離職率は2016年で73%と高く、新規雇用および教育費などを考慮すると、賃上げの方が長期的には経費の節約となる。それでもファースト・フード・レストランの時給で$17〜$18は、全米で最高ではないにしても、最も高い方となる。サクラメントのチック・フィレイのオーナーであるエリック・メイソンは、6月4日からこの新しい賃金を導入し、社員が生活のできる給与にすると豊富を語っている。顧客サービスで定評のあるチック・フィレイでは、優秀な社員を維持するためにこの賃上げが必要なのかも知れない。ただ、このチェーンのレストランの多くはフランチャイズで、社員の給与はそれぞれのオーナーに任されているため、チェーン全体の賃上げにはならない様である。ワシントン・ポスト

日本ではかなり前から流通業の人手不足が言われて来たが、アメリカでもその傾向が出始めている。トランプ政権になって、移民取り締まりが厳しくなっており、その傾向に拍車をかけている。