5月 19, 2018 デパートメント・ストア 流通業 0

百貨店チェーンのJCペニーは、5月5日で終わった第1四半期の総収入が、前年度より4.3%減少して26.7億ドル、既存店売上は0.2%増加、純損失は7800万ドル(前年度は1億8700万ドルの赤字)、1株あたりの損失は$0.25(前年度は$0.60の赤字)だったと発表した。同社CEOのマービン・エリソンは、「既存店売上の0.2%増加を達成しましたが、今春は寒い気候が続き、売上が伸びませんでした。四半期全体では予測を下回りましたが、2月と3月の既存店売上は増加し、暖かくなった4月の後半も好調でした。全体的には現在の戦略が効果を表し始めており、アパレル、ビューティー、ホームのカテゴリーが成長しており、不調な競合他社から市場シェアを獲得しています。今年度の既存店売上予測である横ばいから2%増加は達成できる自信を持っています。」と述べている。

アクティブウェアでは、ナイキ、アディダス、チャンピオン、プーマとのパートナーによって好調、また、プロ・スポーツ・アパレルである、「ファナティックス・ファン・ショップス」は今夏700店舗で導入される予定である。好調なセフォラは今年27カ所追加され、店舗網全体の75%に入る予定である。サロンの「インスタイル」へのリブランディングと改装は今年100ヵ所で計画されている。改装後は、平均既存店売上で4%改善している。オムニチャネルでは、既に80%ほどの商品が即日無料店舗ピックアップの対象となっており、店舗フルフィルメントが増えている。結果、オンライン注文の40%は店舗でピックアップされ、追加の購入は1/3以上となっている。財務状況が安定してきているため、他社が閉店した後の市場シェア確保に積極的に取り組んでいる。既に300ヵ所の将来性の高いモールがあり、アプライアンス、マットレス、家具、作業着などの品揃えを強化している。また、ベビー、ギフト、靴、玩具などのカテゴリーも強化している。

シアーズ、トイザらスなどの市場シェア確保が進んでいる様である。特にシアーズは、全米で350ヵ所のモールでJCペニーと同居しており、過去3年でうち100店舗が閉鎖されたそうである。