5月 3, 2018 デパートメント・ストア 流通業 0

百貨店チェーン大手のメイシーズは、ニューヨークの新コンセプトの小売である「ストーリー」を買収したと発表した。ストーリーは2011年にレイチェル・シェクマンによってマンハッタンのチェルシー地区で開店された店舗で、ヨガのクラス、料理教室などを開き、数週間毎に変えられる他では見つけられない商品を集めて販売している、メイシーズの店舗とは全く違ったコンセプトとなる。シェクマンは買収後メイシーズのブランド・エクスペリエンス・オフィサーに就任する。同社CEOのジェフ・ゲネットは、「2018年には成長をコミットしており、これ(買収)は重要なステップの一つです。」と述べている。新しいタイプの小売は、高級百貨店のノードストロムもテストしており、昨年ロサンゼルスで、商品を在庫しないノードストロム・ローカルを開店している。メイシーズは、ストーリーによって若くて富裕な消費者層をターゲットしようとしているが、ニューヨークのチェルシーでの成功がアメリカの他の地域で受け入れられるとは限らない。特に田舎のモールなどにある古いメイシーズの店舗では尚更だと、グローバルデータ・リーテイルのマネージング・ディレクターのニール・サンダーズは評論している。年商250億ドルほどのメイシーズは、最近百貨店以外のビジネスにフォーカスしており、2015年以降、ビューティー・ストアであるブルマーキュリーを36ヵ所、オフプライスのバックステージを30ヵ所開店している。ワシントン・ポスト

小売業界は、現状維持だとジリ貧になるため、改革に余念がないが、まだ明確な目標が定まっていないのが現状である。これからも試行錯誤が繰り返されるだろう。