5月 2, 2018 ドラッグ・ストア 流通業 0

ドラッグ・ストア・チェーンとファーマシー・サービシスのCVSヘルスは、3月31日で終わった2018年度第1四半期の総収入が2.6%増加して457億ドル、ファーマシー・サービシスの収入は3.2%増加して322億ドル、小売薬局部門の収入は5.6%増加して204億ドル、純利益は4.8%増加して9億9800万ドル、1株あたりの利益は6,5%増加して$0.98だったと発表した。小売薬局部門では処方箋数が30日換算で8.5%増加、調剤の既存店売上は7.3%増加、フロント・エンドの売上は1.6%増加した。前年度と比べ、イースターの3月への移行と風邪の流行などが幸いした。健康保険会社エトナとの合併は、3月13日に両社株主の承認を得て、司法省など管轄官庁の承認を得るための作業を進行中、2018年の後半には終了する予定である。既に両社でインテグレーション・マネージメント・オフィスを設立し、合併後の統合計画を作っている。2年間で7億5000万ドルのシナジー効果を予測しており、その後の長期的な成長のために、22のタスク・チームが組織された。当初は5つの最も多い慢性病である糖尿病、高血圧症、高脂血症、喘息、鬱病の患者、2番目にはこれらの患者の治療のトランジション、3番目にはハイリスクな患者の治療管理にフォーカスする。これらの治療には現在何十億ドルの無駄な費用が使われており、今後改善できると考えている。そのツールとして開発されるのは、小売薬局での治療介入、患者の自宅でのアクティビティー、新しいデジタル・ツール、そしてこれらをサポートする、治療データと分析となる。結果としては、革新的なヘルス・ケア・プラットフォームの構築となり、消費者にとって安価で使い易いヘルス・ケアの提供を目指している。

健康保険会社、調剤マネージメント、小売薬局の初めての合併となり、垂直統合がさらに進むことになる。アメリカのヘルスケアの費用は世界一高額であり、改革の必要性が以前から言われている。CVSヘルスが具体的な成功例を作れば、今後の業界の方向性を決める要因となるかも知れない。