4月 25, 2018 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、オンライン・グローサリー配達をアトランタ・メトロ地域にも拡大すると発表した。同社は今年末までにアメリカの世帯の40%にグローサリー配達を提供する計画を発表しており、今回アトランタ地域の30店舗を加え、全体では1200店舗ほどで提供、今年中にさらに1000店舗が加えられる。アトランタ地域では、ウォルマートのパーソナル・ショッパーズのチームと協力してドアダッシュが配達を受け持つ。ドアダッシュは2013年創業のサンフランシスコに本拠を持つテクノロジー企業で、アメリカとカナダの650以上の都市で配達を行っている。一般消費者を契約社員として雇い、レストランの配達で成長してきており、今回グローサリーの配達にサービスを拡大する。配達は、最低購入額$30、配達料$9.95で早ければ即日に配達される。販促として最初の注文は$50の最低購入額で無料配達される。

ウォルマートは、同様な契約をポストメーツ、ウーバー、デリブなどとも結んでおり、ノース・カロライナ州チャールストン、ダラス、デンバー、オーランド、フィニックス、タンパ、サンホゼなどで配達を提供している。一方傘下のサムズ・クラブは、今年2月から業界大手のインスタカートと提携してオンライン・グローサリーの配達を行なっている。しかし、インスタカートは、独自のサイト/アプリを使っており、ショッパーも同社社員が行っている。ウォルマートは、ストア・ピックアップのためのショッパーを社内で教育しており、顧客とのデジタル接点を他社に任せたくないのだろう。アマゾン独自によるホール・フーズ・マーケットのグローサリー配達も、同様な理由だと思われる。