3月 23, 2018 スーパーマーケット ディスカウント・ストア 流通業 0

ファースト・カンパニーによってターゲットとクローガーの合併交渉が報じられている。ターゲットにとって食品販売の強化となり、クローガーにとっては、ホームやアパレルのカテゴリー強化、そして、ターゲットが昨年末に買収したオンライン注文の配達会社であるシップトはグローサリー配達の選択肢を増やす。もし合併すると、両社で1950億ドルの年商となり、競争力も向上すると予測される。しかし、現実問題として、合併の必要性があるかどうかは疑わしい。バナーを統合するのは難しく、独立運営するのであれば合併によるシナジーはそれほど多くを期待できない。アマゾンによるホール・フーズ・マーケット買収の場合は、オンライン・リーテイラーによる実店舗チェーン吸収となり、不動産の有効利用やロジスティックス改善が考えられるが、ターゲットとクローガーの場合少し難しいと思われる。両社ともこの報道にコメントはしておらず、単なる話し合いかも知れない。