3月 5, 2018 オンライン・リーテイラー 0

アマゾンは、オンラインの銀行口座の様なサービスを提供しようとしているとウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じている。同社の顧客の購入情報収集、そして銀行やクレジット・カード会社の手数料を少しでも減らそうとする試みである。また、クレジット・カードや銀行口座を持たない消費者に対して、口座を提供することもできる。実際には銀行口座というより、モバイル・ペイメントの様なものになる可能性が高く、JPモーガン・チェースとキャピタル・ワンが既に交渉を始めているそうである。アマゾンは、プライム会員が既に飽和状態に近くなってきており、それ以外の顧客ベースの開発が急務の一つとなっている。月極のプライム会員などもその一環で、新しい支払い方法の提供は将来性が高いと見られる。アマゾンのビザ及びプライム・ビザのクレジット・カードはチェースによって発行されており、新しい支払いシステムもチェースで取り扱われる可能性は高い。アレクサによるシームレスな購入環境の構築は進んでおり、支払い環境を整備すれば、アマゾンのエコ・システムがさらに拡大することになるのである。ウォルマートも自社銀行開設を2005年に申請したが、反対が強くその後取り下げている。アマゾンの試みがどうなるのか注目される。