3月 3, 2018 デパートメント・ストア 流通業 0

百貨店チェーンのJCペニーは、2月3日で終わった第4四半期と2017年度の業績を発表した。第4四半期の売上げは前年度比1.8%増加して40.3億ドル、既存店売上は2.6%増加、純利益は32.3%増加して2億5400万ドル、1株あたりの利益も32.8%増加して81セントだった。2017年度全体では売上は0.3%減少して125億ドル、既存店売上は0.1%増加、損失は1億1600万ドル(前年度は100万ドルの黒字)、1株あたりでは37セントの赤字だった。同社CEOのマービン・エリソンは、「第4四半期と通年の業績に勇気づけられました。既存店売上増加は2年目となり、調整後の1株あたり利益は175%増加、負債は6億ドル減額、フリー・キャッシュフローは2億ドル以上となりました。第4四半期には既存店売上と粗利で好調な結果で利益率も改善しました。2018年にはアプライアンシス、マットレス、家具などの市場を追求し、アパレルの品揃えを刷新、オムニチャネルもさらに改善します。我々の戦略は明確で変わっておらず、ビジネスの成長と利益増加にフォーカスしています。10万人ほどの社員の献身と努力に感謝します。」と述べている。2017年度に100ヶ所のアプラインスのショールームを開設し全体で600ヶ所とした。マットレスの品揃えを300ヶ所以上の店舗に拡大し全体で500ヶ所とした。チェーン全体でリアーナのフェンティー・ビューティーを販売、50ヶ所の美容院を「ザ・サロン・バイ・インスタイル」に再ブランドし、セフォーラを70ヶ所追加した。レゴと提携した玩具売場を新設、オンライン販売も始めた。女性用のリズ・クレイボーン・プラスを再導入。電子コマースはアイテム数は50%増やし、通年で20%増加した。オンライン注文の75%は店舗でピックアップされている。アプリを改善し、レーティングが1.5から4.5に上がり、15万以上のレビューを得た。

2018年度は、既存店売上で横ばいから2%の増加、調整後1株あたりで5セントから25セントの利益を予測している。

この発表の前日、本社と店舗の360人の解雇も発表しており、2017年の140店舗の閉鎖と5,000人以上の解雇数に加えた。この解雇によって2000万ドルから2500万ドルの経費が節約されると説明している。立て直しは進んでいるものの、速やかな回復ではなく、業界全体の不調を反映しているのだろう。