2月 24, 2018 オンライン・リーテイラー 流通業 0

アマゾンは、頭痛薬や鎮痛剤などOTCジェネリック薬剤の販売を始めていると報じられている。プライベート・ブランド・メーカー、ペリゴ(Perrigo)によって製造されており、「ザ・ベーシック・ケア・ライン」のブランド名で、60種類ほどの薬剤が販売されている。ドラッグ・ストアは、調剤やOTC薬剤を購入するために来店する顧客の売上が中心となっており、もしこれらの顧客がオンライン購入を増やせば影響を受けることになる。アマゾンの広報によると、ベーシック・ケアは調剤販売に拡大する予定はないと述べられているが、ジェネリック調剤メーカーとの交渉や、バークシャー・ハサウェーとJPモーガン・チェースと共にヘルス・ケアに参入する計画も報じられている。アマゾンによる医療品販売は、2014年に薬剤卸であるカーディナル・ヘルスの社員に対する委託販売から始まったと言われており、その後一般消費者への販売に拡大された。ブランド薬の販売も行なっているが、価格競争力はそれほど高くなく市場価格である。一方、ベーシック・ケアの売価は、ウォルマートのジェネリック薬剤と同等、ウォルグリーンズ、CVS,ライト・エイドと比較すると半分以下である。調査会社であるユーロモニターによるとアメリカのジェネリックOTCのシェアはOTC薬剤全体の31%、84億ドルと推定されており、まだ成長の可能性は高い。CNBC

薬剤の場合、グローサリーなどと違って事前に購入しておくのではなく、必要時に購入する場合が多いため、すぐに必要な場合はドラッグ・ストアやスーパーマーケットで購入される場合が多い。アマゾンが進めている2時間以内配達のプライム・ナウや傘下のホール・フーズ・マーケットとの連携は、この問題を解決する手段の一つにもなると推測できる。