1月 18, 2018 スーパーマーケット 流通業 0

最近、ホール・フーズ・マーケットの棚商品の品切れが目立つ様になっていると報じられている。社員によると、新しく導入された「OTS:Order to Shelf」のシステムが原因だそうである。これは1年ほど前に、それまで地域別に仕入れられていた商品をオースチンの本社で一括して行う様に変え、導入された在庫管理システムである。無駄を省くため、店舗のバックルームの在庫を減らし配送トラックから店舗の商品棚に直接納品される。このシステムによって、経費を節約、廃棄物を減らし、在庫管理を改善するのである。しかし、在庫に余裕がなく、需要が予測を大幅に上回ると在庫切れが起こる。アマゾンによる同社の買収後、人気商品の値下げなどが行われた為、来店客が増したためと推測されている。品切れに不満を募らせた顧客の中には、アマゾンの買収が原因だと非難する人達も多い。ビジネス・インサイダー

在庫管理システムをうまく作動させる為には、正確な需要予測が必要である。ホール・フーズ・マーケットは販売データの蓄積がなく、ロヤリティ・プログラムも昨年から本格的に始めたばかりである。アマゾンのノウハウは、今後逆に、これらのシステムをサポートするだろうが、現時点では難しいのだろう。