12月 15, 2017 オンライン・リーテイラー 流通業 0

アマゾンの主要顧客であるプライム会員は、年間$99の会員費を支払い、多くの購入商品を2日間の無料配達で受け取っている。また、映画やテレビの番組をストリーミングで無料試聴している。彼らの購入は通常の個客の3倍近いと言われており、アマゾンにとって大切な顧客である。正確な会員数は発表されていないが、消費者調査などによると現在8500万人ほどと推定されている。

モルガン・スタンレーが最近発表した調査では、調査対象者の40%がプライム会員だと答えており、2016年第4四半期の回答と変っていなかったそうである。過去の調査では、毎回増加してきており、今回初めて増加が止まり会員数がピークに達したのではと推測されている。しかしこの数字でも全世帯の約半分が既にプライム会員である事を示しており、これ以上の成長は難しくなっているとも言える。実際、アマゾンは、今夏、低所得世帯用に月会費$5.99のプライム会員を新しく導入しており、裾野を広げようとしていると見られる。ニューヨーク・ポスト

ホリデー商戦はプライム会員の新加入が一番多い時期でもあり、次の調査ではまた成長傾向がでる可能性はある。しかし、ウォルマートを初め他の小売業の多くも、今年は速い配達を提供しており、クリスマス間際の注文も受け付けている。消費者にとっては、選択肢が増えており、ラストミニッツの購入をアマゾンに頼らなくても良くなってきているのである。