10月 30, 2017 ドラッグ・ストア 流通業 0

ドラッグ・ストア・チェーン大手のウォグリーンズは、8月31日で終わった第4四半期及び2017年度の業績を発表した。第4四半期の売上は5.3%増加して301億ドル、純利益は22%減少して8億700万ドル、1株あたりの利益は20%減少して76セントだった。為替など調整後の1株あたりの利益は22.4%増加の$1.31となる。国内の売上は7.5%増加の223億ドルとなり、既存店売上は3.1%増加した。調剤の売上は72.1%を占め、前年度より12.6%増加、処方箋数は30日間処方換算で9.0%増加の2億502万枚となった。調剤の市場シェア(IMSヘルス)も1.2%増加し20.5%になった。フロント・エンド売上は3.9%減少、既存店売上は2.1%の減少だった。

通年では、売上が0.7%増加し1182億ドル、純利益は2.3%減少し41億ドル、1株あたりの利益は1%減少し$3.78だった。調整済みの1株あたりの利益は11.1%増加し $5.10、為替の影響を除くと12.9%の増加となる。

連邦取引委員会の承認を得た、ライト・エイドの1932店舗と3ヶ所の配送センター43.75億ドル買収は始まっており、2018年の春には終える予定である。今後3年で7億5000万ドルを掛け統合、さらに5億ドルの改装などの経費を計上している。シナジーによる経費節減額は、今後4年間で3億ドルと予測している。又、店舗網の最適化を2018年春から18ヶ月掛けて行い、その関連経費を4億5000万ドル、経費節減額は2020年までに3億ドルと予測している。

2016年に発表されたファーマシー・ベネフィット・マネージャーである「プライム・セラピューティックス」とのパートナーシップが調剤売上に寄与している。好調な業績にもかかわらず同社の株価は下がっており、アマゾンの業界参入などによる競争激化が予測されているようである。