1月 5, 2017 アパレル ディスカウント・ストア ドラッグ・ストア ヘルス&ビューティー 会員制倉庫型店 流通業 0

毎月の売上を発表している小売チェーンの売上状況が発表された。調査会社のリーテイル・メトリックスは前年度比1.5%の増加、第4四半期は0.9%の増加をそれぞれ予測している。

ヤング・アパレル・チェーンのバックルは、12月の総売上が15.1%減少して1億5460万ドル、既存店売上は予測の13.8%減少を下回り前年度比15.5%減少した。ズーミーズは、既存店売上が3.4%増加、総売上は6.8%増加して1億4360万ドルだった。

アパレル・チェーンのケイトーは、12月の総売上が12%減少して1億440万ドル、既存店売上も前年度より12%減少した。同社CEOのジョン・ケイトーは「12月の売上は残念ながら最近の売上状況と変わらなかった。結果、今四半期は1株あたり50セントから54セントの損失を予測している。」と述べている。ギャップは、12月の総売上が3%増加し20.7億ドル、既存店売上は4%増加した。11月と12月のホリデー・シーズンでは、既存店売上で前年度比2%の増加となる。ブランド別では、ギャップが+1%、バナナ・リパブリックが-7%、オールド・ネービーが+12%となる。同社CFOのサブリナ・シモンズは「ギャップとオールド・ネービーのブランドに顧客が好感を示し売上が改善しました。この結果を踏まえ、今年度の1株あたりの利益は予測の上限に近い$1.92に上方修正します。」と述べている。

インティメート・アパレルとビューティー・ケア・チェーンのL.ブランズは、既存店売上が予測の1.5%増加を下回り前年度比1%減少した。総売上は1%増加し24.4億ドルだった。ブランド別の既存店売上では、ビクトリアズ・シークレットが-4%、バス&ボディー・ウォークスが+3%となる。オンライン販売を除いた店舗だけの既存店売上はビクトリアズ・シークレットが-4%、バス&ボディー・ウォークスが±0%、全体では-2%となる。

薬局チェーンのフレッドは、12月の総売上が3.9%減少して2億2290万ドル、既存店売上が3.4減少したと発表した。同社CEOのマイケル・ブルームは、「調剤薬局の処方箋数は既存店ベースで2%増加、ヘルス&ビューティー部門も成長した。しかし、食費保護のSNAPプログラムの削減の影響、競争激化、暖かかった気候などで売上が減少した。現在カテゴリー・マネージメントなど様々なマーチャンダイジング・イニシアチブを実行しており、長期的な成長は信じている。」と述べている。

会員制倉庫型チェーンのコスコは、既存店売上がガソリン販売と為替の影響を除き前年度比3.0%増加、総売上は5%増加して124.6億ドルとなった。国内の既存店売上は3%増加、カナダは4%増加、その他の国際店も4%増加だった。リーテイル・メトリックスの予測は、ガソリン販売と為替の影響を除いて2.4%の増加だった。24/7ウォール・ストリート

筆者がまとめた7社の既存店売上の加重平均は2.2%の増加となるが、単純平均では2.7%の減少となる。既存店売上が増加したチェーンは3社、減少したチェーンは4社でホリデー商戦でも明暗が分かれた。今年は小売業にとって試練の年となる様である。