4月 9, 2017 アパレル スペシャリティー・ストア ディスカウント・ストア ドラッグ・ストア ヘルス&ビューティー 会員制倉庫型店 流通業 0

2015年3月の主要小売チェーンの売上状況はあまり芳しくないものに終わった。調査会社リーテイル・メトリックスは、既存店売上の加重平均1.1%を予測しており、これは前年度の5%増加を下回り、2002年11月以来の微増だとリサーチャーは述べている。月別の売上を発表しているチェーンの中で、最大の売上を持つ会員制倉庫型チェーンのコスコは、為替とガソリン販売を除いた既存店売上が、国内及び全社で4%増加し、予測の4.8%増加は下回った。しかし、今年はイースターの関係で、営業日が昨年より1日短くなっている。ヴィクトリアズ・シークレット、バス&ボディー・ウォークスなどのブランドを持つL.ブランズの既存店売上は9%増加し、予測の5.6%増加を上回った。ドラッグ・ストア・チェーン大手のライト・エイドの既存店売上は全体で4.3%増加、調剤は5.1%、フロント・エンドは2.5%それぞれ増加した。リーテイル・メトリックスの予測では、全体で4.1%、調剤が5.1%、フロント・エンドが2.2%だった。ティーン・アパレル・チェーンのバックルの既存店売上は0.5%減少し、予測の横ばいを下回った。スポーツ・アパレル・チェーンのズーミーズの既存店売上は5.5%増加し好調だった。モデレート・プライスのアパレル・チェーンであるスタイン・マートは、早いイースターの影響を受けたが、既存店売上の11.2%増加をレポートした。地域的には、ほぼ高い1桁か2桁台の増加だったが、北東部は1桁台中間の増加だった。ディスカント・チェーンのフレッドは、既存店売上の1.9%増加をレポートした。同社CEOのジェリー・ショアは、「予測の上限の売上を達成し満足している。3月はイースターの玩具、キャンディー、ギフトなどの売上が好調だった。また薬局の売上も良く全体の売上に寄与した。しかし、気候や港湾労働者のストライキの影響で、芝生とガーデン商品のカテゴリーは低調だったが、春物が入荷される今月以降には回復すると予測している。」と述べている。24/7・ウォール・ストリート

午後発表されたアパレル・チェーン大手のギャップは、既存店売上2%増加をレポートしている。ブランド別の既存店売上では、ギャップが7%減少、バナナ・リパブリックが3%減少、オールド・ネービーが14%増加で、オールド・ネービーの売上が全体を支えている。筆者がまとめた、ドラッグ・チェーン1社を含む小売チェーン9社の既存店売上加重平均は4.2%の増加となり、2014年の3.3%増加を上回った。しかし、コスコの売上が大きく影響しており、それを除くと1.2%の増加となる。既存店売上を上げたチェーンは8社、下げたチェーンは1社だった。